【記事更新:2019年7月2日】
こんにちは、Ruby Parkです!
現在、里帰りと称して子供たちを連れて日本に帰国しています。
日本に帰れるのは嬉しいけれど、そのためには長時間の飛行機での移動を乗り越えなければなりません。
1人ならまだしも、乳幼児を2人連れてのフライト…考えただけでもげっそりしますよね。
今まで娘が生後6ヶ月の頃に1人でトロントから日本へ向かい、1歳になった頃に夫と一緒に日本からトロントへ戻り、そして今回2歳2ヶ月の娘と2ヶ月の息子を連れて、私の両親と一緒に日本に帰ってきました。
というわけで0歳児、1歳児、2歳児を連れての長時間フライトの体験談をもとに、小さい子連れでも機内で快適に過ごすための対策とコツをご紹介したいと思います。
目次
月齢が低いほど楽という説について
よく月齢が低いほど飛行機での移動は楽と言われていますが、エアカナダの場合 ①体重12キロまでかつ ②1人座りできるようになるまで、バシネットを使用することができます。
バシネットの使用については、航空会社によって規定が異なると思いますのでご確認くださいね!
エアカナダだと大体生後6ヶ月を超えてくると、バシネットの使用が出来なくなる可能性があるようです。
今まで2ヶ月の息子と、6ヶ月の娘を連れて飛行機に乗った時にバシネットを利用しました。
月齢が低いほど1日のうち眠っている時間が長いし、たとえ泣いたりしても声がそんなに大きくないので、バシネットを使えることに加えて周りへの気遣いによるストレスは多少軽減される気がします。
ただ我が家の場合は、娘も息子もあまりバシネットでは熟睡できなかったタイプだったので、ほとんど抱っこをして機内を過ごしていました。(抱っこをするとよく眠ってくれました)
月齢が低いほど楽になるというのは個人差もかなりあるので、半分本当で半分ウソかなぁ〜という感想ですね。
座席はどこがおすすめ?
飛行機の座席ですが、バシネットが使える月齢であればプリファードシートと呼ばれる足元の広い席を追加料金なしで利用することができます。
ビジネスクラスやプレミアムエコノミーなど足元が広い席を予約している場合を除いて、通常エコノミークラスの座席はその場で立っているのが困難なほど足元が狭いですよね。
そんな中、泣いている赤ちゃんを抱っこして立ちながらあやすのは難しいと思いますし、かといって通路に立っていては客室乗務員や他の乗客の迷惑になってしまいます。
プリファードシートであればその場で立ち上がっても十分な広さがあるので、立ち上がって抱っこしてあやす必要があると感じる人は追加料金を払ってでも予約しておくのがおすすめです。
我が家は子供が生まれてからはプリファードシートにしか座ったことがないのですが、今回トロントに戻る時は初めて機体後方の通常のエコノミー座席を予約してみました。
インターネットで調べてみると子連れには後方の座席もおすすめ!という記事を見たことがあるので、トロントに戻る頃すでに息子がバシネット席を利用できない月齢になっていることもあり、あえて後方の座席を体験してみようと思っています!
その体験談はまたトロントに戻ったあとにシェアしたいと思います。
出発時間は夕方がベスト!
トロントー羽田の直行便は往復ともに1日1便しか就航していないため、出発時間を選ぼうと思っても選択肢がないというのが正直なところなのですが、夕方に出発するフライトのほうが乳幼児連れにはおすすめです。
トロントから羽田に向かうフライトは13:35発、羽田からトロントへ向かうフライトは18:50発なので (2018年12月現在)、羽田からトロントに向かう時のほうが確実に楽なんです。
というのも、これから夜になる=子供がぐっすり眠る時間になるので、フライトのほとんどの時間を眠ってくれる可能性が高いということになるんです!
実際に娘が1歳の頃に羽田からトロントへ戻ったことがありますが、ずっと膝上抱っこだったとはいえ、フライトの半分以上を眠っていてくれたのでとても楽でした。
ちなみに格安航空券を予約するのに便利なのがエアトリという格安航空券・海外旅行のサイトです。
さまざまな航空会社のチケットを同時比較することができてとっても便利です。
さらに航空券とホテルを同時購入すると、お得な割引価格で購入できちゃいますよ♪
ほかには大手旅行会社のHISもおすすめ!
特に2歳未満の膝上抱きの赤ちゃんがいるとオンラインでは航空券を購入できないケースもあるので、そんな時はいつも直接HISに連絡して航空券を手配してもらっています。
座席や機内食の希望についてもアレンジしてくれるので、オンラインで航空券を予約するのが心配という人にはぴったりです。
機内に持ち込む荷物はこれだ!
機内に持ち込むことのできる荷物は限られてしまいますが、乳幼児連れの人におすすめのグッズをご紹介したいと思います。
これらを参考に、小さい子連れ長時間フライトを頑張って乗り切っていきましょう!
おむつや着替えを多めに
長時間フライトで欠かせないものが子供のおむつや着替えですよね。いつもより余分に準備しておいたほうがいいでしょう。
娘が赤ちゃんの頃、ゆるゆるうんちが2回も漏れてしまって着ていた服にべったり付いてしまい、着替えを一式持って座席とトイレを何度も往復した苦い思い出が… (涙)
あとは面倒臭がらずに、こまめにおむつ替えのために子供を連れてトイレに行くようにしましょう!
ストローマグと麦茶や水など飲み慣れているもの
飛行機は揺れることがあるので、中身がこぼれないストローマグが便利。
機内でも水などリクエストすることはできますが、万が一に備えて飲み慣れているものを持参したほうがいいでしょう。
子供の飲み物ということを説明すれば、家から持参したものでも持ち込むことが可能です。(航空会社によって異なります)
市販の離乳食、パウチが便利
リクエストをするとベビーミールとして離乳食を貰えますが、こちらも食べ慣れているものだったり、子供のお気に入りの市販の離乳食を持ち込むと◎。
カナダでも主流のパウチに入っているフルーツピュレは、娘の大好物なので飛行機内で大活躍しました。
日本にはこんな瓶詰のベビーフードもあり、そのままスプーンであげられるのですごく便利でした。
小分けにされているおやつやおにぎりなど
こちらも必須と思われるおやつや軽食など、子供の好きなものを用意しておきましょう!
小分けにされているものだと少しづつあげることができますし、こぼしてしまっても片付けしやすいのでおすすめ。
あまりおいしそうな機内食が期待できない場合には、手作りのおにぎりやサンドイッチを持参してもいいですね。
お気に入りのぬいぐるみやブランケットなど
子供がお気に入りのぬいぐるみやブランケットなどは、特に入眠時に役立つアイテム。
その他にも入眠アイテムがあるという子には、かさばるものでないなら持ち込んだほうがベターです。
小さめのホワイトボートとホワイトボード用マーカー
お絵かきが好きな子なら、ホワイトボードとマーカーを準備してあげるのがおすすめ!
ホワイトボードなら何度も書いたり消したりすることができますし、持ち込む荷物も軽く済みますよね。
他にはマグネット式のお絵かきボードも何度も繰り返し使えるので便利ですよ♪
100円均一などで手に入るので探してみてくださいね。
シールブックやぬりえ、色鉛筆など
こちらも100円均一などで手に入るシールブックやぬりえなど、ホワイトボードだけではお絵かきがもたないと思ったら、準備しておくと遊びのバリエーションが広がって◎。
シールは機内設備にペタペタ貼ってしまわないよう注意しましょう。
Play-Doh (プレイドー) などの手が汚れにくい粘土
なんでも口に入れてしまう月齢を超えたら、手の汚れにくい粘土などもおすすめです。
これはカナダの子供たちにも人気の粘土で、スーパーから1ドルショップまでいろんなお店で売られている粘土「Play-Doh (プレイドー)」です。
娘もお気に入りでよく遊んでいますが、あまり手にベタベタと付かないので機内でも気兼ねなく使えると思います。
それぞれの色を組み合わせて練ると、オリジナルの色が作れるのも楽しいですよ♪
最終兵器!ゲームアプリや動画をダウンロードしたタブレット
これはできれば使いたくないけど、効果絶大のアイテム!
どうしても飽きてしまって仕方ないという時のために、用意しておくのもいいと思います。
個人的にはiPhoneよりも画面が大きくて見やすいiPadのほうが便利かな〜と感じました。
私は9.7inchのiPadを持っていきましたが、iPad miniだったらもっとコンパクトで大荷物の子連れ旅にもぴったりだなと思います。
追記:その後、年始のセールでiPad mini4をゲットしました!
iPadのケースで超おすすめがこれ!正規品よりも安いのに高級感あるレザー調なので満足度高いです。
ストッケの Jet Kids (ジェットキッズ) ベッドボックス
何かいい対策はないかとインターネットを検索していたところ、発見したのがこの【JetKids】 BedBox® 機内でベッドにもなる子供用スーツケース です。
機内に持ち込めるサイズの子供用スーツケースで、中におむつやお菓子などが収納できる上、ベッドマットレスが備え付いており、このケースを組み立てるだけでフルフラットな簡易ベッドが作れるんだそう。
Stokke (ストッケ) というベビーチェアのトリップトラップやエクスプローリーなどのベビーカーが有名なブランドで作られているので、子供のためにしっかり考えられて設計されていると信用できますよね。
実はトロントに戻る時のために購入してあるので、実際にエアカナダで使うことができるのか、使用感はどうかなど、後ほどレポートしたいと思います。
【追記:2019年7月2日】
現在エアカナダではベッドボックスを使用することができないようです。詳しくはエアカナダのHPをご確認ください。
他の航空会社では使用することができる場合があるようなので、心配な人は購入前に利用する予定の航空会社に問い合わせてみたほうがいいかもしれませんね。
手伝ってくれる人がいるだけで負担はぐんと軽くなる!
究極は「手伝ってくれる人」がいることが、もっとも楽に乳幼児連れ長時間フライトを乗り越えるコツです。
旦那さんでもご両親でもお友達でも、たまたま隣に座った親切な人でさえとても心強い存在になります。
今回我が家もバシネット席を取ったのですが、飛行機が早い段階でほぼ満席になってしまい、中央4列席の真ん中2席だったため、トイレに立つ時はいつも通路側に座っている人の前を通過していました。
おむつ替えや気分転換などで頻繁に席を立っていたので迷惑だろうな〜と申し訳なく思っていたのですが、とてもいい人で率先して足を退けてくれたり、機内食や飲み物の受け渡しもお手伝いしてくれました。
こんないい人に巡り会えることはなかなかないと思いますが、周りの人に「子供が迷惑を掛けるかもしれないけれどすみません」とあらかじめ一言声を掛けるだけでも、乳幼児連れ長時間フライトの負担を和らげる効果があると思いますよ♪
まとめ
小さい子供、特に乳幼児を連れて長時間飛行機に乗らなきゃいけないとなると、それ相応の準備をしておかないと大人も子供も大変な目に合ってしまう可能性が高いので、この記事を参考にいろいろと対策を練ってもらえたらと思います。
その大変な長時間フライトを乗り越えた先に、楽しい日本滞在や海外旅行が待っていると思えば、きっとワクワクした気持ちで頑張れるはず!
みなさんのご健闘をお祈りするとともに、私もまた子連れ長時間フライトを頑張りたいと思います。
Ruby Park
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