こんにちは、Ruby Parkです!
いよいよ娘 (4歳) の幼稚園が9月から始まりますが、コロナ時代ということもあり学校の運営側も準備にバタバタしている模様です。
学校再開日が近づくにつれて学校からの連絡が続々と届いており、一応「こんな感じで学校を運営していくよ」的な内容がたくさん載せられています。
というわけでまだ学校は始まっていませんが、このコロナ時代にどんな感じで学校を運営してくのか、現時点でのカナダの学校の運営方針についてシェアしたいと思います。
実際に学校が始まったらどんどん変わっていくと思いますが、カナダの学校はこんな感じで準備また対策しているよ、というのが伝われば幸いです。
目次
コロナ時代のカナダ幼稚園の基本的な運営方針
毎日スクリーニングを実施
毎朝まず家でスクリーニング (体調のチェック) を実施し、学校に到着したら校内に入る前に再度スクリーニングを行います。
また毎日体調をチェックしたという書類に記入してサインし、学校に持っていくようにします。日本の保育園や幼稚園にも連絡帳みたいのがありますが、おそらくそれと同じようなものだと思います。
フィジカルディスタンス (2m) を心がける
コロナが流行してから「ソーシャルディスタンス (Social Distance)」というのを聞いたことがあると思いますが、コロナが少し落ち着いてきた今でも至る所でソーシャルディスタンスを心がけるように、と張り紙がしてあります。
学校でもフィジカルディスタンス (ソーシャルディスタンスとほぼ同意) を心がけ、物理的な距離を2メートル以上取るようにするようです。
学校からの連絡メールに教室内の写真が添付されてきましたが、子供たちの机もできる限り距離を離されて設置されていました。
建物内でのマスク着用必須
実は最初の段階では低学年児童のマスクは必須ではなかったのですが、最近のアップデートでは全学年マスク着用必須になりました。
とはいえ低学年児童は特に長時間マスクをしているというのはキツイと思うので、途中で校庭に行ったり外に出たりしてマスクを外す時間を設けるようです。
こまめな手洗い&消毒
今となっては当たり前にやらないといけないことですが、学校でもこまめな手洗い&消毒を励行するようです。また不用意な場所はなるべく触らないように指導するみたいです。
そして各家庭から携帯サイズの無香料ハンドサニタイザー (消毒ジェル) を持ってくることを推奨しています。コロナ流行当初は売り切れていて手に入らなかったハンドサニタイザーですが、今はどのお店でもたくさん売られています。
ホームルームクラス単位で行動する
またホームルームクラスの中でもさらにグループ単位で行動するようです。なるべく不特定多数と接触しないようにするため、また接触者を特定しやすくするためですかね。
グループはなるべく常に一緒に行動し、同じクラスの中でも他のグループの机とは距離を離すなどの措置を取るようです。
他のクラスに行くことを避ける
上の項目と同じような理由で、生徒が他のクラスに行くことを避けるようにします。ただし、校庭などの屋外で他のクラスの生徒とペアになる場合を除くそうです。
マスクは最低2枚以上持っていく・マスクを入れるポーチなどを携帯する
学校側でも子供用のマスクは用意してあるようですが、基本的には家庭でマスクを用意するように言われています。
布マスクでも使い捨てマスクでもどちらでもいいそうですが、毎日新しい (綺麗な) 状態のものを持ってくるようにということです。
また屋外に出る時にマスクを外す時間があるので、その時にマスクを保管しておくポーチやウェストバッグなどを携帯するようにとのことでした。
送り迎えは子供1人 (1家族) につき1名のみ
混雑を避けるために学校への送り迎えは子供1人 (1家族) につき1名のみとのことです。
また朝子供を送りに学校の指定の待ち合わせ場所へ到着したら、保護者は速やかに学校から去るようにと指示がありました。
ランチタイムはなるべく家で食べることを推奨
あくまで推奨であって強制ではないようですが、ランチタイム (1時間あります) の間、一度家に帰ってお昼ご飯を食べることが可能です。もちろん保護者の送り迎えは必須です。
でも正直、学校の目の前に家があるならまだしも、学校まで片道10分以上あるとか仕事をしてしている人とかは、普通に不可能なことだと思います…雨の日とか雪の日とかどうすんのって話。
というわけで我が家はお弁当を持たせて、学校で食べさせてくるようにします。一応ランチ担当スーパーバイザー (手伝いやチェックする人かな?) を雇ってあるらしいです。
学校でコロナの兆候が出た場合はどうなる?
万が一学校でコロナのような兆候が出た場合は、以下のような手順で対応するようです。
- 教師が事務室へ連絡する
- 教師が決められた教室 (隔離する場所) へ生徒を連れていく
- 事務室から保護者へ連絡が行く
- 保護者は速やかに連れて帰る (その後病院へ行く、自主隔離するなどの対応をする)
その後は教師もクラスルームを消毒したりするようです。学校側は毎日終業後に学校全体を消毒をする清掃員を雇っているんだそう。
まとめ:無事に幼稚園に通ってくれることを願うばかり
これらの運営方針を見る限りではなかなかコロナの対策を講じてくれているのかな?という印象ですが、実際に子供たちが通学してみたら「こんなはずじゃなかった」ということも起きるだろうし、まだまだ油断できない状況なのでいつまたロックダウンで学校閉鎖が起きるかもわからないなと感じています。
ただとにかく無事に幼稚園に通ってくれればいいなと思うばかりで、万が一どこかの学校でクラスターが起きたりすることがあれば、すぐにオンライン通学に切り替えるなどの対応をしようと思っています。
幼稚園などは勉強というより「社会コニュニケーション能力」の育成が目的だと思うので、学校に通わせないとあまり意味がないのではという気がしますが、こればっかりはこんな状況で仕方ないので学校側も臨機応変にしていくだろうと考えています。
というわけでカナダの幼稚園 (学校) の運営方針についてでした。またカナダの学校についてはこれからも記事にしていくので、海外の学校事情に興味があればぜひ読んでくださいね。
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Ruby Park
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