こんにちは、Ruby Parkです!
キッチン家電大好きな私が特に気に入っているもののひとつが「SodaStream (ソーダストリーム)」という名の、自宅で簡単に炭酸水を作ることができるソーダメーカーです。
ソーダストリームにはエントリーモデルから上位モデルまで様々な機種があるんですが、私が持っているのが比較的安価なSpirit (スピリット) という機種です。(カナダではFizziという名前になってます)
今回はこのソーダストリームの部品が壊れてしまった時に、自力で修復することができたという話をシェアしたいと思います。
その時に超役に立ったのが「BONDIC (ボンディック)」という液体プラスチック接着剤です。よく歯医者で歯に詰め物をする時に照射するUVで硬化するタイプの接着剤です。(歯医者で使用しているものとはもちろん別物です)
もちろんソーダストリームでなくても、プラスチックが欠けてしまった&割れてしまった時などの修復におすすめですので、ボンディックを試してみようか考えている人はぜひ記事を最後まで読んでみてくださいね。
目次
ソーダストリームの部品が壊れた!
このモデルは上にボタンが付いており、水を入れたボトルをセットしてからボタンを数回押すことで炭酸注入、そして炭酸の強さを調節します。このボタンの押し方に少しコツが必要で、ちょっと強めに押さないと炭酸がうまく入りません。
ある日夫がいつものようにソーダストリームを使おうとしたところ、なんとボタンの付け根の部分 (シリンダーを固定するための部品との接合部分) が割れて壊れてしまいました。ソーダストリームを買ってからまだ2ヶ月くらいの出来事でした… (涙)
それによってボタンを押すことができなくなり、どうにもこうにも使えなくなってしまったのです。
ソーダストリームの保証はどうなってる?
ソーダストリームの保証についてですが、公式HPによると日本もカナダも条件はほぼ同じようです。
SodaStream warrants to the original purchaser that new are free from defects in material and workmanship for a period of two (2) years from the date of original purchase and refurbished machines are free from defects in material and workmanship for a period of fourty-five (45) days from the date of original purchase . SodaStream’s obligation under this warranty is expressly limited to repairing or replacing any product which SodaStream determines contains a defect in materials or workmanship at the time of purchase.
ソーダストリーム製品ついては、品質に細心の注意を払っておりますが、ソーダメーカー(スターターキット)はご購入された日から2年以内に製造上の欠陥、商品素材の不良等で欠陥が発生した場合は、無償で修理又は、交換(弊社の判断によります)致します。
ただし、説明書に記載の使用方法、または注意に反するお取り扱いによって発生した故障及び損傷に関しましては、保証期間内でも有償とさせていただいております。
というわけで、今回我が家で発生したソーダストリームの部品の破損については、ちょっと無償の修理、交換は無理そうな気がしました。壊れたのは力加減の問題なのか、それとも元々ボタン部分の部品が弱かったのか不明ですが…
瞬間強力接着剤か?それともボンディックか?
プラスチックが割れたり欠けたりして壊れた場合、その破片が手元にあれば接着剤を使ってくっつけることを考えると思います。
私も最初はアロンアルファなどの瞬間接着剤を使って直そうと思ったのですが、その破損した部分はソーダストリームを使用する上でかなりの負荷がかかる部分でもあるので、接着剤ではまた同じところで取れてしまうのではないだろうかと思ったんです。
そこでインターネットを色々と調べてみたところ、ボンディックというUV硬化型接着剤を見つけたのでした。ボンディックはUVを照射すると硬化する液体で壊れた部分の周りを固めていくため、UVが当たらない接合部分は実質的にはくっつかないので接着剤というよりは溶接という感じです。
この性質をうまく活用して、新しくプラスチックの部品を作ることも可能。なので欠損した部分を無くしてしまったという場合でも、ボンディックを少しづつ固めていくことで修理することができるわけです。
ボンディックの使い方は超簡単!
ボンディックの使い方はいたって簡単で、ボンディック液を接合したい部分に塗り (この時UVが当たるように接合部分の外側を固めるように塗るといい) 付属のUVライトで4秒間〜照射します。固まったらまた重ね塗りし、UV照射を繰り返していくと強度が上がります。
使用前には必ず取り扱い説明書をしっかりと読んでから使ってくださいね。とはいえすっごく簡単なので、DIYが苦手という人でも大丈夫ですよ。
実際にボンディックでソーダストリームを直してみた
写真を見てもらえばわかるように、壊れた部分を覆うようにしてボンディックで固めてみました。重ね塗るする度に広範囲に広がるようにボンディック液を塗るようにしました。
幸い壊れたパーツが手元に残っていたので、元あったように手で固定しながらボンディックを塗り、UVライトを照射して固める…という作業ができましたが、もしパーツを無くしてしまった場合はどうなるでしょう。
おそらく通常の接着剤だとパーツを無くしてしまうと修復不可能になる可能性が高いですが、ボンディックの場合はそれ自体で新たにパーツ (のような固まり) を作り出すことができるので、そういったケースでも修復できる可能性があります。
ですので、例えば手鏡のカバーの開閉部分とか (私もよく壊してしまう箇所です) パーツを無くしてしまって直せないといった場合でも、ボンディックであれば直せる可能性があると私は思いました。
強度は?使ってみた感じも元通りで全く問題なし
気になるボンディックの強度ですが、固めてみた後の感じはプラスチックとシリコンの中間くらいの手触りがします。ちょっと心許ない気がしましたが、実際にソーダストリームのボタンを押してみたところ、壊れる前とほぼ同じ使い心地でまったく強度に問題はありませんでした。
ボンディックで修復した後に何度もソーダストリームを使っていますが、今のところ部品が再び壊れる気配もなく、かなり快適に使用できています。本当に壊れてたの?ってくらい元通りです。ちなみに3回くらい重ね塗りしました。
まぁ今回は内側のパーツが割れてしまったのもあって、本来は外側から見えない部分なので元通りになったような気がしていますが、外から見える部分が壊れてしまった場合、見た目はけっこう気になるかもしれません。
それでも買い直すよりはお得だと思いますし、完全に使えないものでないなら見た目が多少悪くとも使えた方がいいと思っています。
追記:ボンディックでソーダストリームの部品を修理してから1年経ちましたが、今現在も問題なくソーダストリームを使えています。控えめに言ってボンディック最高!
まとめ:プラスチックを直すならボンディック最高!
というわけで壊れたプラスチックを修復するのにボンディック最高です!使い方が簡単だし、瞬間接着剤より時間もかかりません。
もっと強度を出したいのであれば接合部分は瞬間接着剤を使って、乾いた後に周りをボンディックで固めていくといいんじゃないかなと思いますが、ボンディックだけでも十分な強度があると思います。
また工夫次第ではプラスチックの修復以外にも使い道があると思いますし、一家にひとつ常備しておいて損はないと思います。ボンディックは他の接着剤より高価ではありますが、その価値は値段以上だと思いますね。
それにしても壊れたソーダストリームが買い直すことなく元通りになるなんて…本当に感動してしまいました。
ボンディックを試してみようか悩んでいる人はぜひ!きっと感動すること間違いなしですよ。
Ruby Park
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