こんにちは、Ruby Parkです!
私たち夫婦はいわゆる国際結婚で、夫は正真正銘の韓国人です (韓国系カナディアンではありません)。最近は国際カップルも増えてきているし、日本にも多くの外国人が暮らしているので韓国人と付き合っているという人もたくさんいると思います。
韓国人と付き合うのは簡単でも結婚するとなると大変なのでは?後悔するんじゃ?と悩んでいる人もいると思います。私はあまり深く考えずに結婚してしまったような気もするんですが、結婚前はそれなりに悩んだものです。
今回は実際に結婚してみてどうなのか、結婚生活6年目になるのですが今現在どう思っているのかなど、韓国人との国際結婚についての個人的な見解をシェアしたいと思います。
ただ人それぞれで性格が違うように、韓国人と一括りにいっても結局は個人個人で性格が違うので、あくまでも私の夫の場合という点だけ参考にしてもらえたらと思います。
韓国人と恋愛している人や今後韓国人との結婚も考えている人にとって、少しでも悩みが解消されれば幸いです。
目次
韓国人男性の特徴 (夫の場合)
韓流ブームやK-popブームなどで韓国人男性=優しい、兵役に行っているから男らしいというイメージを持っている人が多いと思います。何度も言うように性格については個人差ありますが、韓国人男性 (というか韓国人夫) の特徴は以下のような感じです。
- たしかに優しい
- 家事育児に積極的に参加してくれる
- 感情表現がストレート
- 嫉妬深い
- 見た目に厳しい
まぁ日本人でも優しい人はたくさんいるので韓国人の方が優しいとは思わないですが、家事育児には積極的に参加してくれますし、感情表現がストレート (別になんでもない時に愛してるとか言ってくる) なのはシャイな日本人とはちょっと違うかもしれません。
ただその分嫉妬深いような気がします。結婚前は仲の良い女の子の友達にも嫉妬してきたこともありました (笑) まぁそれは特殊な例だと思いますが、他の韓国人の男性を見てみても、嫉妬深い人 (というか心配性な人?) が多いような気がします。
あとやはり整形大国だけあって、見た目にはけっこう厳しい人が多いと思います。男性でもスキンケアを徹底的にしている人も多いですし、美容皮膚科などに通っている人もいます。まぁ人間なので好みのタイプとかそれぞれあると思いますが、基本的に韓国人男性は見た目に気を遣っている女子が好きだと感じます。ただしいかにも整形してます!って顔は苦手なようですけどね。
韓国人と結婚して大変だなと思うこと
韓国語が話せないので相手の家族や親戚と会話ができない
これはかなり自分の努力不足が原因ですが、言葉の問題というのが一番大きいように思います。私は韓国語の聞き取りはなんとなく出来るんですが、話すとなるとなかなか言葉が出てこず単語や簡単なフレーズしか話せません。
なので夫の家族や親戚の人と会話をすることが難しく、義実家にいてもほとんど何もしゃべれません。ですが義実家のご家族はとても親切な人たちばかりなのでこんな私に色々と話しかけてくれますが、うまく会話できないことが非常にもどかしいです。
努力次第でなんとでもなると思いますが、なかなか韓国語の勉強をする時間もなく…まぁ言い訳にはなるんですけどね。我が家の場合は夫が日本語を話せるので通訳してもらったりしていますが、そうでない場合はかなり大変だろうなと思います。
デリケートな話題の時に気まずくなりがち
また日韓の間ではデリケートな話題もけっこう多いですよね。政治的な話がほとんどではありますが、例えば竹島問題だったり慰安婦問題だったり…そういう話をわざわざ取り上げたりしませんが、ちょっとした会話の流れで話すこともあります。
そうした時に気まずくなることも多々あります。そんな時にはすぐに話題を変える、あまり深く話し合わないことも大切。どうしてもお互いに母国の味方になってしまいがちなので、衝突してしまうのは当然です。そんなこと国際夫婦が話し合ったところで何も解決しないし不毛な言い争いになるだけなので、なるべく避けるようにしています。
あと相手の国のことで思うことがあっても、あまり意見しないほうがいいと思います。やっぱり自分の母国のことを悪く言われるのはいい気がしないですしね。無駄な喧嘩が増えるだけです。
番外編:一時帰国の時に日本と韓国の両方に行かなければならない
これは第三国に住んでいる場合の話ですが、一時帰国の時にお互いの国に行かなくてはならないため、ゆっくり滞在する時間もなければお金も倍かかります。例えば2週間あったとしたら、それぞれの滞在期間が1週間になるし、カナダ−日本だけでなく日本−韓国の往復便が必要になります。
例えば日本人同士でも東京に住んでる沖縄−北海道のカップルだったら同じように大変かもしれません。ただ国をまたいでいるので地理的な距離の問題と移動時間の長さ、航空券の値段は格段にアップするので、国際結婚はただ帰省するだけでもそういったお金や時間がかかるなと感じます。
韓国人と結婚して良かったと思うこと
食の好みが合いやすく料理が楽
同じアジア人同士だからというのもありますが、文化も似通っていて食事の好みも合いやすく、料理を作るのがとても楽です。主食は基本お米ですし、それに味噌汁、野菜中心の副菜、メインは魚を食べることも多いですね。たまには欧米スタイルなパスタやピザなども食べますが、やはり普段の食事は日本食メインです。
韓国料理=辛い、韓国人=辛いもの好きというイメージがあると思いますが、実は辛いものが好きじゃない韓国人 (夫です) もいます。なので毎食必ずキムチを出す必要もありません (笑)
韓国人は日本食が好きな人が多いような気がします。やはり国同士が近いのもあって食文化が似ているのもありますが、日本食の味は世界的にも評価が高いとカナダにいて感じます。実際すごく美味しいものばかりですしね。
レディーファーストで割と何に対しても気が利く
これは個人差あるとは思いますが、韓国人男性は家族 (特に母親) を大切にしている人が多く、それもあってか女性にとても親切な人が多いです。いわゆるジェントルマンってやつですね。
なのでレディーファーストが自然とできる人が多くて、例え友達同士であってもものすごく気を遣ってくれます。好きな子だったら尚更だと思いますね。重たい荷物は率先して持つ、車道側を歩くなど、ジェントルマンな行動をしてくれるように思います。
結婚後もそれが続くかというと個人差ありますが、比較的レディーファーストにしてくれるのは変わらないように思います。観光人男性は釣った魚に餌をやらないという噂もありますが、実はそんなことないと思っています。
地理的に国同士が近く、行き来しやすい
これは個人的にとてもありがたいポイントですね。国際結婚している以上お互いの国に行き来する機会は避けられないと思いますが、そういった場合に国同士が近いということは「時間がかからない」し「お金もかからない」のでとてもありがたいです。通常は距離があればあるほど航空券も高くなりますからね。
今はカナダにいるので日本にも韓国にも遠くあまりこのありがたみを享受できてないですが、日韓カップルで日本もしくは韓国に住んでいるという人であればわかるのではないでしょうか。それでも国内よりは遠いしパスポートも必要になるし、空港からのアクセスの問題もあるので国際結婚は大変だと思う人も多いかもしれませんけどね。
韓国の義実家へ行く時は手土産必須ですよね。韓国人が喜ぶお土産リスト (2019年バージョン) についても別記事にまとめてあるので参考にしてみてくださいね。
》関連記事:【2019年最新版】韓国人が喜ぶ日本のお土産リスト【定番から流行りのものまで】
韓国人と結婚して将来不安なこと
日本人と結婚したとしても将来不安なことはあると思いますが、国際結婚でしかも第三国にいる私たちにとって将来は一体どこにいるのかがわからないという心配があります。また歳を取ってお互いおじいちゃんおばあちゃんになった時に、今は夫が日本語を流暢に話すことができるけれどそれも忘れてしまって、会話が成立しなくなる可能性だってあります。
自分がもっと韓国語を頑張ればいいけれど、それだっていつ忘れてしまうのかわからない。まぁボケてしまうと日本人同士でも会話が成り立たないことは私の祖母で経験済なので、こればっかりは心配しても仕方ないですけどね。
国際結婚して日本以外の国に住んでいる人にとっては、自分が高齢者になっても母国以外に住んでいられるのかという不安があると思います。人それぞれ考え方は違うと思いますが、いつかは自分の生まれ育った国に帰りたいと思う人も多いのではないでしょうか。
とりあえず私たちは子供たちが大きくなって自立したら、最終的に住む場所についての決定をするんじゃないかなと思っています。この「どこに住むか問題」というのは国際結婚カップルにとってかなり大きな問題だと感じています。
あとは結婚して子供ができたら、その子供たちはいわゆる「日韓ハーフ」になります。見た目は完全なアジア人なのであまりそのことを意識しないのですが、子供たちが将来自分のアイデンティティに悩まないか心配でもあります。
韓国人と結婚するにあたって考えるべきポイント
個人的な意見ですが韓国人と結婚するにあたって考えるべきポイントを挙げてみます。
- 意思疎通に問題はないか、どちらかが相手の母国語を流暢に話せるか
- 結婚して相手の国に一生住むことになった場合に後悔しないか
- そもそも韓国が好きか
他にもいろいろとポイントはあるのですが、大きなポイントで言うとこのあたりではないかなと思います。
言語の問題に関してですが、例えばお互いの母国語は話せないけれど共通語である英語で会話しているケースもよくあります。カナダのような多民族国家ではよくある風景です。ただお互い英語が自由に使いこなせるほど流暢であれば問題ないと思いますが、どちらもそうではない場合ちょっと大変じゃないかなという気がします。どちらかが相手の母国語を多少話せれば、文法や単語が間違っていてもネイティブスピーカーは相手の話そうとしていることを理解できるので意思疎通がかなり楽になります。
あと結婚して相手の国に移住するということも考えられます。特に男性が外国人の場合、仕事などの関係で相手の国に移住するケースが多いです。そういった場合に「日本ではない国で死ぬまで暮らせるのか」を考えなければならないでしょう。
とはいえ、その後日本に移住するというケースも十分考えられます。ただその場合は反対に相手が自分の母国以外に住むことになるので、多少なりともストレスやフラストレーションを抱えて生きることになるかもしれません。難しい問題ですよね。じゃあ私たちのように第三国なら平等じゃない?と思うかもしれませんが、お互い母国じゃないのでいつまでも地に足がついた気持ちではありません (笑)
あとはそもそも韓国が好きかどうかというのもかなり重要なポイントじゃないかなと思います。ごくまれに相手が母国のことを嫌っていてそもそも行く機会がないとかいうケースもあったりしますが、基本的には行く機会が多いと思いますし、相手の家族や友人など必然的に韓国人に接する機会が増えます。
嫌いじゃないけど興味はないくらいの感じだったらなんとかやっていけるかもしれませんが、できる限り相手の国のことを好きになったほうが国際結婚はうまく行くんじゃないかなと思っています。
まとめ:韓国人との結婚は大変なこともありますが幸せです
韓国人との結婚は大変なこともたしかにありますが、楽しいことも幸せなことも多いです。結局は国際結婚であろうとなかろうと、お互いをいかに尊重して生活できるかがうまくいくポイントなんじゃないかなと思います。
私たちは日韓カップルですが、第三国であるカナダで暮らしているので日本、韓国に住む日韓カップルとはちょっと事情が違うかもしれません。ここカナダは移民の国なので、当たり前のように国際結婚している人が多いですしね。
結局は当人同士が納得していれば結婚は全然問題ないんじゃないかなという結論です。もちろんこれから先も大変なことはたくさんあると思いますし、辛いことだってたくさんあるでしょう。それでも韓国人と結婚してよかったなというのが私の感想です。
韓国人だけでなく日本人以外の人と結婚するか悩んでいる人は、以上のポイントも踏まえて真剣に考えてみるといいかもしれません。あくまで私個人の感想なので、参考までにしてもらえたらと思います。
Ruby Park
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