カナダに留学またはワーホリに来る人たちが滞在する家は、ほとんどがホームステイかシェアハウスだと思います。
1年以上の長期で留学する場合、シェアではなくアパートメントに住むという選択肢もあります。
今回はシェアハウスやアパートメントの探し方、またどのように契約するのかという方法について私の実体験を踏まえてご紹介します。
シェアハウスとアパートメント、どちらもしっかりと確認しておくべき点があるので、これから家探しをしようと考えている人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
シェアハウスを探す方法と契約について
インターネットで探すか友達から紹介してもらうのが基本
一番簡単な探し方はインターネットなどにあるクラシファイドで探す方法です。ただインターネットの場合、ごくたまに詐欺物件のような良くない物件なども紛れ込んでいるので注意が必要です。
その点では、友達から紹介された物件であればまだ安心感がありますね。ちなみに、私は今まで住んでいたシェアハウスは全部インターネットサイトで見つけました。
契約についてですが、シェアハウスの場合もアパートメントの場合も基本は早い者勝ちのところがほとんどだと思います。デポジットを入金したら入居決定というところが多いので、気に入った物件を見つけたら早めにデポジットを入金するようにしましょう。
ここだけは譲れないポイントをしっかり決めておこう
シェアハウスの見学に行く前にここだけは譲れないポイントを決めておくと、これ!という物件が見つかったときにすぐに決めやすくなると思います。
例えばベースメントではない部屋であるとか、家の中にランドリーがあることなどです。私の場合は、以下の点がシェアハウス探しのポイントでした。
- サブウェイの駅から歩いて行ける立地 (徒歩10分以内)
- バスルームのシェア人数が自分を含めて2人だけ
- 部屋 (また家全体) の清潔感があること
バスルームのシェア人数が少ないというのはなかなか厳しい条件だと思いますが、私は常にトイレが混み合っていると不安になるのでけっこう重要なポイントでした。
しかし条件を厳しくしすぎて迷っている間に他の人に決まってしまう可能性があるので、これらのポイントを踏まえていい物件があれば、さくっと決めてしまうのもいいと思います。ただし、デポジットを入金した後にもっといい家が見つかったからといってキャンセルする場合、デポジット分に関しては戻ってこない可能性がある (オーナーさんが次の入居者を探す手間と時間が必要になるため) ので、最終決定はしっかりと検討するようにしましょう。
シェアハウス探しのおすすめサイト
定番ですが、日本語のサイトではこちらがおすすめ。
- e-Maple(トロントの情報が多い日本語のサイト。日本語で探せるので、英語が苦手の人でも比較的簡単に探すことができます。)
- bitsLOUNGE(こちらも日本語のサイト。e-Mapleにはない物件もあるので、合わせて探してみるといいですよ。)
英語環境のシェアハウスを探したい場合のサイトはこちら。
- Kijiji Toronto(現地の人も利用している英語のサイト。アパートメントやコンドの情報も多いです。中古品の売り買いにも使えます。)
- Craigslist Toronto(こちらも現地の人がよく利用している英語のサイトです。仕事探しにもけっこう使えます。)
アパートメントを探す方法について
インターネット、もしくは街を歩き回って探すのが基本
ここでいうアパートメントの探し方は、シェアではなく自分がテナントとして管理会社と契約するケースです。
トロントにあるいわゆる「アパートメント」という物件は、個人のオーナーではなくアパートの管理会社が運営しているものが多いです。なので、アパートメントを借りる場合の交渉は管理会社と直接行います。
アパートメントを探す場合、viewit.caやmyhood.caなどのサイトで探すこともできますが、インターネット検索では出てこないアパートメント物件もあるので、実際に住んでみたい地域を歩き回って探すのがおすすめです。
アパートメントの前に空室情報が出ている
歩いて探し始めると、アパートメントの前に「Vacancy」の看板があるのに気づくと思いますが、そこに現在の空室状況が掲示されています。
Vacancyの掲示を見て空室があったら、直接管理会社に確認に行きます。運が良ければ、そのままその部屋の中を見学することもできますよ。
探し始めるのは入居したい月の2か月前からが基本
基本的にトロントのアパートメントは2ヶ月前に退居を知らせるところが多いので、入居したい月の2か月前から探し始めましょう。
人気のあるアパートメントの場合あっという間に空室が埋まってしまうので、できるだけすばやく行動することが大切です。月の途中から入居できる場合もありますが、基本的には月始めの入居になることがほとんどなので注意してくださいね。
アパートメントを実際に契約する場合
契約は基本的に1年以上であること
アパートメントの最初の契約期間は1年間が基本で、それ以降の更新時には1か月毎の更新契約、または1年単位の契約など選べるケースがあります。
中途解約する場合はペナルティなどがある場合があるので、しっかりと事前に管理会社に確認することが大切です。
また、アパートメントによっては光熱費が家賃に含まれていないところもあるので、こちらも合わせて確認しておきましょう。インターネットに関しては個人で契約する必要があります。
家具はほとんど備え付けてないところが多い
シェアハウスの場合はベッドやデスクなどの家具があるところがほとんどですが、アパートメントを借りる場合はほとんど何もない状態です。
私たちが借りた部屋の場合、元々備え付けてあるのは冷蔵庫とガスオーブン付きの電気コンロくらいでした。テーブルやベッドなどを購入するための初期費用がかかるので、引っ越してから数日は家具を買い揃えるのが大変という点があります。
ですが長期滞在する予定の人は、自分の好きなものを買い揃えられるという点はいいのかもしれません。前のテナントから家具のテイクオーバーがあれば、もっと安く済ませられる可能性もあります。
契約時に必要なものの参考 (私たちの場合)
では、実際にアパートメントを契約したときに必要だったものをご紹介します。管理会社によって必要なものは異なるので、参考程度にしてみてくださいね!
- 最初の月と最後の月の家賃デポジット (マネーオーダーか小切手)
- 収入の証明書 (給与明細など)
- フォトID (パスポート可)
- 今現在住んでいる家のオーナーの名前と電話番号
私が契約した当時はまだカレッジに通っていて②の収入の証明書がなかったので、銀行の残高証明書を提出しました。いくらくらいあれば大丈夫とかの目安は特にないとは思いますが、残高はたくさんあるに越したことはないです。
ちなみに④が聞かれるのは、実際に管理会社からオーナーに電話が行くからです。いわゆるリファレンスというやつですね。私が前に住んでいた家のオーナーによれば、ちゃんと毎月家賃の支払いが遅れずに支払われているか、生活面で問題ないかなど聞かれたそうです。
まとめ:部屋探しは根気とタイミングが大事!
シェアハウスにしろアパートメントにしろ、部屋探しに一番大切なのは「根気」と「タイミング」です。納得の行く部屋を見つけるまであきらめずに根気よく探し続けて、これ!という部屋に出会ったら迷わず契約するのがポイントだと思います。
もしも決定を待ってくれる物件であれば多少悩んでも大丈夫ですしね。そういった点は見学に行った際に、オーナーにきちんと確認しておくことが大切です。
カナダ生活を送る上で住む場所というのはかなり重要事項なので、妥協せずにお気に入りの部屋を見つけましょう!
Ruby Park
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