こんにちは、Ruby Parkです!
今回は「パート・シュクレ」と呼ばれる、砂糖がたっぷり入った甘みのあるクッキー生地のようなサクサクとした食感のタルト生地のレシピをご紹介します。
このタルト生地はタルトの型としてだけではなく、薄く伸ばして型抜きして焼いてもおいしいクッキーとして食べられます。
一度タルト生地だけで焼きに入るので、カスタードクリームやレモンクリームを使って、焼かないタルトとしても使える便利な生地なんですよ。
材料がたったの5つだけで作れるとっても簡単で初心者でも扱いやすいレシピなので、ぜひ手作りのタルト作りにチャレンジしてみてくださいね。
▼タルトを作るのにタルトリングや底が取れるタルト型があると便利▼
生地を伸ばすコツ:ひんやりと冷たいうちに素早く行う
生地を作ってまとめて冷やしたら、タルト作りで一番難しい「生地をのばす」工程です。
必要なものは少しだけやわらかくした冷たいタルト生地と、めん棒、少量のふるい用の粉です。
ふるい用の粉は、薄力粉よりも強力粉のほうがサラサラとしているのでふるいやすいのでおすすめですよ。
生地が手のひらの温度で柔らかくならないうちに、素早く伸ばしていくのがコツです。
生地がひんやりと冷たいうちは生地も割れにくくて扱いやすいんですが、温かくなってくると生地が柔らかくなってすぐに破けやすくなってしまうので注意が必要です。
あまりペタペタ触っていると手のひらの熱が伝わりやすくなってしまうので、生地を触るのは必要最低限に抑えましょう。
タルト型に敷きこんだら、オーブンペーパーの上に重しをのせて焼きます。
こうすることで生地が膨らまずに済むので、きれいなタルト型が出来上がりますよ。重しはあずきなどの乾燥豆でもOKです。
まとめ:詳しい基本のタルト生地のレシピはこちら
上の写真のようにこんがりと黄金色の焼き色がつくまで焼いたら、パート・シュクレの完成です。
そのまま使ってももちろんいいのですが、きれいに仕上げるためにギザギザのついたナイフなどでタルト生地の端っこを平らに削るようにすると、タルトの見た目がプロっぽくなるのでおすすめです。
ここにレモンクリームやカスタードなどの焼かないで完成するフィリングを入れてデコレーションするもよし、卵を使ったチョコレートフィリングなどを入れてもう一度焼き上げるのもよし、いろいろなタルトを作ってみてくださいね。
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Ruby Park
- 無塩バター 130g
- 粉砂糖 100g
- 塩 ひとつまみ
- 全卵 1個
- 薄力粉 250g
- やわらかくしたバターと粉砂糖を、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- 塩と卵を加えて、さらによく混ぜ合わせる。
- ふるった薄力粉を加え、混ぜすぎないようにさっくり合わせる。
- 生地をまとめて、ラップに包んで冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やす。
- オーブンを160度に予熱しておき、生地は使う15分前には冷蔵庫から取り出しておく。
- 台の上に粉をふるい、めん棒で生地を2〜3mmの厚さにのばしていく。
- タルトの型を合わせ、型の縁から2cmほど余分に切り取る。
- タルト型に敷き込みフォークで穴を開けて、重しをのせてオーブンで15〜20分間焼く。
- タルト生地の底の部分までしっかり焼き色がつけばできあがり!
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